にしざわ酒店 新潟の地酒オンラインショップ

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久須美酒造(株)

創業1833年(天保4年)。久須美酒造のある旧和島村(現長岡市)は良寛和尚終焉の地として知られる小さな農村です。
米どころ新潟は酒造王国でもあり、県内には90以上の酒蔵があります。そして古来より酒造技術で全国に名をはせた越後杜氏の技は今も健在です。

この新潟で久須美酒造の六代目当主である久須美記廸氏は幻の酒米『亀の尾』をわずか1500粒の種籾から復活させ、それを用いて醸した『純米大吟醸 亀の翁』を世に送り出し一躍注目をあつめます。そしてこの実話をモチーフにして描かれた漫画『夏子の酒』はその後テレビドラマにもなり、新潟の酒文化を世に知らしめるとともに多くの人々を日本酒に振り向かせることになりました。

『酒は、その土地の米と水と人情と自然が醸し出す風』という言葉を常に座右に置き酒造りに向き合う久須美酒造。
日本酒の苦手な若年層にもぜひ飲んでほしい雑味のないきれいな味わいと、常に本物を追及する真摯な酒造りの姿勢はこれからも多くの人々に感動を与える酒蔵であり続けます。

(有)加藤酒造店

創業1915年(大正5年)。加藤酒造店は佐渡島にある小さな酒蔵です。
佐渡の宮水を求め平成5年に廃業した酒蔵へ醸造場を移転。ここは昔から地元でも井戸の水が良いと評判の場所で、その水は硬度1.8の軟水の上、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ないことが特徴です。
また米から手掛ける酒造りを基本として、雑味の要因となるタンパク質の少ない佐渡産の酒造好適米を減肥栽培や完全有機栽培で育てることに取り組んでいます。

加藤酒造店は酒の命である『米と水』にとことんこだわり、常に『うまい酒を造りたい』と真摯に努力し続ける酒蔵です。
スッキリとして飲み飽きしない酒。雑味のないきれいな酒。ホッとする酒。柔らかい優しい酒。
この酒は佐渡を愛してやまない現当主の加藤健氏と蔵人が醸す熱き想いの結晶です。脱サラした店主に地酒を飲む楽しさ、そして販売する楽しさを最初に教えてくれたのもこの銘酒『金鶴』です。

丸山酒造場

創業明治27年。 銘酒「雪中梅」を醸す丸山酒造場は新潟県上越市三和区(旧:中頸城郡三和村)塔ノ輪にあります。 酒蔵の目前には田園が広がり、ここで四季折々に豊かな環境の恩恵を受けて醸されるのが雪中梅です。

もともと麹屋だった丸山酒造場は、酒造りの中で重要な作業である「麹造り」のすべてを、今日も昔ながらの手作業で行っております。 麹造りを自動化・機械化することが可能となった今日でも、 やはり手作りのほうが上質な麹が出来上がることから、変わらず伝統の手造りにこだわっております。

季節限定商品の吟醸・純米・特別本醸造、それから通年販売の本醸造の麹は 一番の小造りである蓋麹法(ふたこうじほう)が用いられ、 通年販売の普通酒においては次に小造りの箱麹法(はここうじほう)で行われております。 小造りなほど手間はかかりますが、やはり一貫して良いお酒を造るということに全ての情熱を注いでおります。 酒米(酒造好適米)は、吟醸と本醸造に使用される山田錦(兵庫県産)を除くほとんどが新潟上越地域の契約農家で作られております。 またその酒米を仕込む際に使用される仕込み水は、蔵の敷地内にある井戸から湧くとてもやわらかな軟水を使用しております。 この水こそが雪中梅の味わいに大きく影響をあたえております。 仕込み水を汲み上げすぎて、井戸を枯らしてしまっては雪中梅の味を造り続けることが出来ないため、他の有名銘柄のように人気に乗じて生産量を増すことがないため今でも幻の銘酒として名高い所以です。

雪中梅は「やわらかでやさしい口当りのやや甘口」な味わいが特徴です。 飲み方も冷酒、常温からぬる燗まで、幅広くお楽しみいただけます。 冷酒でスッキリも良いのですが、40度前後のぬる燗では冷酒で感じることがなかった香りや味わいが花開き、フワッと体に染み入る感覚を存分にお楽しみいただけます。

平成初期におこった新潟地酒ブームの主役でありながら、それに乗ることなく地道に酒造りを行い、淡麗辛口が主流である新潟清酒で異彩を放つ旨口酒を醸し続ける丸山酒造場。 これからもしっかりと伝統の味わいを守り続けます。

麒麟山酒造(株)

創業1843年(天保14年)。麒麟山酒造のある阿賀町津川は福島県と接する県境の町で、かつて新潟と会津を結ぶ阿賀野川の川港として繁栄したところです。もともと木炭製造販売業を主たる家業としていた斉藤家。酒造業に着手したのは二代目斉藤吉平氏の時代です。当初、井戸から湧き出る豊かな水と神様からの恵みを意味する『福』の文字から酒銘柄『福の井』を名乗っていました。その後、三代目斉藤徳吉氏の時代に、阿賀町のシンボルである名峰『麒麟山』にちなんで酒銘柄を『麒麟山』に変え、現在に至ります。

創業当時から今日まで一貫して受け継がれてきたのが『酒は辛いもの!』という家訓のもと、辛口にこだわった伝統の酒造りです。芳醇甘口が好まれていた昭和中期にもこの姿勢はまったく揺るぎませんでした。また『地元に根ざした酒でありたい』という思いを胸に、米、水、人・・・・・メイド・イン・津川にこだわる酒造り、そして地域づくりを目指しています。

そんな麒麟山酒造が再度原点に立ち戻り、麒麟山らしい酒を伝えるため生み出したのが、特約店限定商品の『辛口シリーズ』です。食中酒として飲み飽きせず『とことん飲めるお酒』『日々楽しめるお酒』をコンセプトに、辛口酒の真骨頂を表現したものです。淡麗辛口といわれている新潟清酒の中で、麒麟山酒造こそ際立つ本物の辛口酒を醸し続ける酒蔵にほかなりません。

鮎正宗酒造(株)

創業明治8年(1875年)。鮎正宗酒造のある妙高市は、冬を迎えると2メートルを超す積雪に包まれる新潟県でも有数の豪雪地です。
初代当主である飯吉彦左衛門氏が枯渇することを知らない良質の湧き水で酒を醸したのが鮎正宗酒造の始まりです。

この鮎正宗という酒銘柄は、昭和の初め、鮎釣りでこの地を訪れた若宮博義殿下によって名付けられました。
酒蔵に寄り添う山の地下深くよりこんこんと音を立て湧き上がる伏流水は毎時6トンの水量を誇ります。この大自然に育まれた湧き水が生み出す酒は、やわらかな口当たりでさらりとした甘さを感じながら、飲んでいるうちに甘さがすっと消える・・・・そんな味わいの酒です。

淡麗辛口が主流である新潟清酒の中で異彩を放つ、数少ないさらりとしたやや甘口の酒。
香魚『鮎』を想わせる清涼感のある酒。ほのぼのとした優しい酒。
鮎正宗はそんな独特の味わいを堪能できる酒です。

池浦酒造(株)

創業1830年(天保元年)。池浦酒造は新潟県のほぼ中央、長岡市の中で日本海寄りに位置し、良寛和尚ゆかりの地、終焉の地でもある旧和島村にあります。
もともと庄屋だった初代はこの地に良い水が湧出することを知り、酒造りを始めます。代表銘柄『和楽互尊』は五代目当主である隆右衛門氏と親交の深かった長岡市の哲学者、野本互尊翁のとなえる互尊精神に、漢学者、安岡正篤先生の助言を得て名付けられました。

『うちの蔵の酒は9割が地元で飲まれています。昔からのファンが多いから本当に気が抜けない』と話すのは現当主であり、杜氏でもある隆太郎氏。
池浦酒造は最高級酒『純米大吟醸 天上大風』から普通酒『和楽互尊 金印』まで、規格は違ってもしっかりとした旨味と飲み飽きしない後味のキレが特徴の酒を醸し、地元に愛され続ける酒蔵です。

原酒造(株)

創業1814年(文化11年)。原酒造のある柏崎市は新潟県の海岸沿いのほぼ真中に位置し、刈羽三山に囲まれた平野部にあります。
もともと鍋や釜などの鋳型の製造・修理を請け負う鋳物師屋(いもじや)だった創始者の原幸太郎氏がこの地で酒造りをはじめました。

当時の柏崎は北国街道の宿場町として、また千石船による海運の町として栄えていました。そのため、早くからこの地には都の影響による独自の文化が開花しました。
この豊かな自然の恵みと、文化水準の高い土地柄に支えられ、必然的に酒の味も磨かれていきました。
その後、明治44年、柏崎の大火で工場を焼失し、また平成19年7月16日に起きた中越沖地震では社屋の約7割が倒壊するという甚大な被害を受けましたが、その都度、不屈の魂で復興を遂げてきました。
創業から200年。幾多の困難も乗り越え築き上げてきた酒の味わいは、今も地元柏崎の看板酒として愛され続けています。

八海醸造(株)

創業1922年(大正5年)。八海醸造のある南魚沼市は日本一おいしいコシヒカリの産地として知られている県内有数の豪雪地帯です。
また酒銘柄である『八海山』は“越後三山”と呼ばれる八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳の一峰に由来します。

現当主の南雲二郎氏は『清酒はすべて高品質な酒であると自信を持って言えるような酒を造るのが私たちの使命だ』と考えます。
すべての普通酒を吟醸造りとし、またすべての吟醸酒は大吟醸の品質を目指す。そして大吟醸は毎年毎年、限りない最高品質を目指す。
これが八海山の志です。

酒造王国『新潟』の王道を真っ直ぐに歩み、真摯な酒造りの姿勢を一貫して守り続ける八海醸造。柔らかい含みと淡麗な中に、旨味と膨らみを兼ね備えた味わいは、まぎれもなく淡麗辛口の横綱酒として君臨し続けます。

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